干支(丑)だるま 2009年
平成21年の干支、丑をデザインした達磨です。
牛は観たとおり、おとなしく、力が強く昔から農耕、運搬などに幅広く使われ、人間の日常生活の中で大きな役割を占めていました。
古来より牛を神の化身あるいは、神の使いとして捉えている宗教は多く、中でもヒンズー教は、「牛は神の動物」という認識で決して牛を食べることはありません。
また、仏教でも「牛頭天王」が信仰されていて、牛の頭を持つ憤怒相で表される神で、祇園精舎の守護神といわれ、日本では厄除け、悪疫を防ぐ祭神として京都の八坂神社などに祭られています。
牛にまつわる故事、諺はいろいろありますが、夙に有名なのが「牛に牽かれて善光寺参り」であり、角に布を引っ掛けて逃げた牛を追ううちに、偶然善光寺に行ったのがきっかけで信仰心が目覚めたということで、本来は違う目的でも、偶然のきっかけで物事に熱心になり、結果良い方向に導かれたという意味となっています。
一年間あなた様と家族の健康、そして諸願成就また数々の行いがより良い方向に向かうことを祈念して製作しました。家の中の北北東の場所、もしくは神棚、リビングに祀り、牛の顔を家の中心に向けてお飾り下さい。
牛の力強さにあやかり、一年間丈夫で心身ともに健康で過ごせることでしょう。
手作りですので、模様等は個別に若干変わります。
号数 :1号
サイズ :高さ 約11cm、幅 約10cm、奥行 約9cm
重さ :約100g
材質 :紙、粘土
生産地 :群馬県高崎市