干支(未)だるま 2015年
平和の象徴とされる羊は、中央、西アジアの高原にいた野生獣が家畜化されたと考えられています。
家畜化の歴史は古く8千年前ともいわれています。
人は羊を守り、育て、その生産物の恩恵を受けてきました。
羊の餌を求めて移動する遊牧は人と羊の共同生活であり羊が生きて移動するうちは腐らない衣食住の貯蔵庫であり、羊の頭数を多く持つことは豊かさにつながり、財産となりました。
羊は争いを好まず仲良く群れで生活する穏やかな動物です。
羊のつく漢字には未来を指し示す意味深い字が多くあります。
中国の「説文解字」には「羊は祥なり」とあり羊と祥は同義語で「大変喜ばしい」という意味があります。
また「美」は分解すると「大きな羊」となり「うつくしい」のほかに「よいこと」「りっぱなこと」などの意味もあります。
羊が神への生贄の動物として使われている背景には人への犠牲心を持ち合わせているのかもしれません。
平成二十七年の未年の恵方は西南西です。
その年に福徳を司る神(歳徳神)が降臨し立春から節分までの一年間、諸々のことに大吉とされる方位です。
家や会社の中の西南西の場所、もしくはリビングや神棚に祀り、羊だるまの顔をその中心に向けてお飾りください。
羊のように家族仲良く平穏な一年が過ごせることでしょう。
号数 :1号
サイズ :高さ 約11cm、幅 約10cm、奥行 約9cm
重さ :約100g
材質 :紙、粘土
生産地 :群馬県高崎市
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