干支(酉)だるま 2017年
平成29年の干支酉(鶏)は、東南アジア地域に棲息していた、キジ目キジ科のセキショクヤケイが紀元前300年頃の弥生時代に、日本に伝来したといわれており、全国各地で鶏の容に似た鶏形埴輪などが多く出土しています。
また古来中国の「倭名類聚抄」には「六畜・牛馬羊犬鶏豚他」とあり、古くからニワトリは家禽として人に大切に飼育されていたことが解ります。
文・武・勇・仁・信という五徳が見える有益な家禽とされ、甲高い雄鶏の鳴き声は、夜明けを告げ、光の到来をつげる神聖な動物として崇められてきました。
平成29年の酉年の恵方は北北西です。
その年に福徳を司る神(歳徳神)が降臨し立春から節分までの一年間、諸々のことに大吉とされる方位です。
家や会社・お店の中の北北西の場所、もしくはリビングや神棚に祀り、酉だるまの顔をその中心に向けてお飾り下さい。
干支のなかでも二本脚で歩く唯一の生き物とされる鶏は、小幅ながら歩くも、こけることがありません。
この鶏の歩行に験を担ぎ、地道に躓くことなく歩み続ける一年にしましょう。
号数 :2.5号
サイズ :高さ 約19cm、幅 約17cm、奥行 約16cm
重さ :約100g
材質 :紙、粘土
生産地 :群馬県高崎市
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